業務用商品としての本格的営業活動を始めた時のことです。
自分自身は効果や能力を実感していても、1社ごとに違う事情や製造のプロにレノグリーンの良さを
伝えていくのは大変な苦労がありました。
現場からよく言われたのが 「安くなるの?」 「時間短縮できる?」 「簡単にできる?」
など都合の良い結果や便利な手順を求められることがほとんどで
中には環境や安全に理解を示してくれる担当者もいましたが、まだ少数でした。
転機はあるときにやってきました。
九州は有名な製菓工場が多く、日々競争と研究をされています。
収益を上げていくためには、多くの種類や時代の変化に応じた多様な製造工程をこなさなければ
生き残っていけません。
だが、それは同時にミスや危険も増えるということになります。
ある工場の品質管理の担当者は、新商品が出荷されるたびにクレームやトラブルが出ないか
胃が痛くなる日々を過ごされていました。
・ATP測定器の出現
それまでの微生物や雑菌の検査は寒天培地というゼリー状のスタンプに気になる箇所をくっつけて
48時間後に繁殖した状況を計測するというものでしたが。このATP測定器を入手してから
様相が一変しました。(ATP=アデノシン三リン酸=生命のエネルギー源)
これを計測できると、目に見えない食品残渣や細菌の数が10秒で表れるのです。
100以下なら黄色ブドウ球菌は10×10以上存在しません!
「これは、すごい!」
レノグリーン最大の特長、「汚れを剥がして残留しない」という優位点が、その場で証明できるのです。
なってしまった汚れを強い力で溶かしたりするのではなく、安心安全な商品で目に見えない部分の
衛生管理が表現できるようになったのです。
品質管理の担当者様とは信頼が深まり、ファンになっていただいたのは言うまでもありません。